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陜西省西安市内
2010年5月6日は西安市内観光。実は西安は2回目。1回目は仕事で訪問している。西安に立ち寄った理由は通訳(といっても殆ど通訳してくれないが。)兼の我友がまだ兵馬俑に行ったことがないことと、敦煌、蘭州等甘粛省の空港から直接大連へのフライトが無いこともあり、それならついでにということになったからだ。 しかし結果として、まだ見たことの無かった(というか3年前そんなものあったっけ?)大雁塔の噴水はすごかった。中国の発展の象徴として心に刻まれた。

西安市内

西安市内の地図


西安市内
明城壁

明城壁

今日は西安市街の観光だ。当初8:00ホテル発とのことだったが、我友がドアを6時45分ごろノック。なんと今日は急遽7:10出発になったとのこと(旅行社から我友の携帯電話に電話あり。)。あわてて身づくろいして我友と2人でロビーに下りるとまもなくバスが向えに来た。 西安市内が通勤ラッシュに巻き込まれるため早めに迎えに来たようで、結局市内の旅行社で長時間出発を待つはめになる。

西安城壁紹介

西安城壁は隋王朝の528年に建築された。最初の名前は「大興城」である。 唐は隋の大興城の城壁の基礎の上に唐の長安城の城壁を修建して「長安城」とした。唐代の末年藩政が林立し、戦火が何年も続き、唐朝の政治の中心は東遷し洛陽となる。留守の長安の節度使韓は軍事防衛のため、外郭と宮城を放棄し、長安城を再建し歴史上「新城」と称した。新城の五代の時代、長安には国家の首都はなく、新城と隋、唐時代の宮城の規模は同じで、面積は5.2kuで現在の長安城の16分の1であった。宋、元の時代は社会は比較的安定であった。明の洪武帝の初年、明の太祖朱元璋は高い城壁、沢山の食料、「暖称王」の主張を提唱し、秦王に命令じて唐の皇城の基礎の下、城壁を拡張して現在の西安の城壁の規模を形成した。 清朝建国とその後城壁に対して何度も修繕を行っているが、総体規模は消して変えられなかった。
西安の城壁は全長13.74kmで城壁の上幅は12〜14m、城壁の底幅は16〜18m、高さは12mである。城内の面積は11.5ku。堀、吊橋、闌楼、箭楼、城楼、角楼、敵楼、少女壁、積口等体系だった軍事施設で厳密完全な冷兵器時代の街の防御システムを構成した。西安城壁は中国古代の最も著名な城垣建築の一つ。この世界上歴史が最も長く、保存も完全で規模が最大の古代城市防御システムである。西安城壁は1961年国務院によって全国一級重点文物保護単位に列せられた。
現地の看板の日訳
明城壁

明城壁

さて、ツアー客も集まり9:00時頃出発。まず西安を取り囲む東側の城壁「明城壁」の見学。 完全状態で残っている古代の軍事施設である。ここの屋内には西安市の観光スポットの写真が展示されており、職員がそれぞれについて説明してくれる。その後城壁の2階の部屋に連れて行かれる。そこでは藍田玉の彫刻類が展示販売されているがあまりにも高すぎて我友と一緒に早々に部屋を出る。
大雁塔北広場

大雁塔北広場

その後バスで移動し「藍田玉」の展示販売所「安元祥」へ。我友は昨日に引き続きお土産を買うのに忙しい。 そこでネックレスとイヤリングのセットを購入(120元)したが、バスに戻ってケースを開けるともう壊れてしまった。 あわててバスを降りて店に戻り別の物と交換してもらっていた。
大雁塔北広場大噴水

大雁塔北広場大噴水

その後大雁塔北広場にバスで移動し近所の食堂で昼食。バイキング形式で一人20元。12:00から始まる噴水ショーを見るために早めに食事をすませた。
大雁塔北広場大噴水

大雁塔北広場大噴水

12時になると大噴水ショーが始まる。この噴水ショーはすごかった(迫力がすごい)。音楽に合わせて無数の噴水が舞う東洋一の音楽噴水とのこと。我友が「日本にはないでしょ?」と言っていた。 「こんな水の無駄遣いの噴水は日本には無い」と答えたかったが中国語が出てこなかった。 しかしこの迫力にはただ脱帽。中国の発展を感じさせられる。
鐘楼

鐘楼

噴水ショーの後は、本日もう西安から帰るメンバーもいることもあり、バスは西安駅に向うが我々は鐘楼付近で降ろしてもらう。ガイドさんが『ガンチェー、ガンチェー』と言っていたが「赴車(車、汽車に間に合いますか?)」という意味。
鼓楼

鼓楼

鐘楼の回りには環状地下街があり、そこを通って鼓楼へ。 この地下街でまた我友はお気に入りのアクセサリーを見つけたよう。必ず帰りにここに寄るようにと言われる。
化覚巷

化覚巷

鼓楼の西北には楽しいショッピングモールがある。この狭いモール(化覚巷)には土産物が所せましと売られており西洋人の観光客もいた。このモールを抜けていくと。。
西羊市街

西羊市街

西羊市街に出るのでここを右折する。 左右に建ち並ぶ多くの商店に立ち寄りながら街を歩くのはとても楽しい。 私はこのような町並みはとても好きなのだが、どうもショッピングは疲れるので街角の椅子を見つけては休憩。 我友のショッピングが終わるのを待っていた。
北院門

北院門

その街は北院門(街)へと続く。ここを右折すると鼓楼に戻ることができる。 我友は先ほどの地下街のアクセサリーが気になって仕方がないよう。 その店を探し当てアクセサリーを購入。地上に出る。
さて今日は早めにホテルに帰って休憩することにした。タクシーに東波飯店と言うと、そこは混雑するのでいやだ、というので西安駅で降ろしてもらいそこから徒歩。

西安の食事

ホテルの横の食堂で夕食。これは「ふき」、「芋」、「落花生」を唐辛子で炒めたもので食感も味も良い。その他は昨日とお同じ白いスープで魚を煮たものと、こんにゃく を味噌で炒めキュウリ『黄瓜』の千切りを振りかけたもの。
食後近くのスーパーで白酒と水を買う。
安運門

安運門

食後お疲れの我友をホテル戻し、私は一人で散策。西安は夜景でも有名なのだ。これはホテルに近い安運門。
鐘鼓楼広場

鐘鼓楼広場

夕食でビールを飲みすぎたのか、街中のあちこちのトイレを巡りながら、鐘鼓楼広場へとのんびり向かう。この広場に着くとベンチに座って日暮れを待つ。
鐘楼の夜景

鐘楼の夜景

これが有名な鐘楼の夜景。多くのカップル、親子連れが写真を撮っていた。
東波飯店

ホテル

ここが今回西安で泊まった「東波飯店」。一泊80元(1,100円)という中国で(というより全世界で)泊まったホテルの中では破格に安かった。。

安運門の夜景

ホテルの付近の東雲門と城壁も美しくライトアップされていた。西安は素敵な街だが治安は今一。

翌2010年5月7日。 我友がフロントに空港行バス乗場までタクシーを頼むと、こんな車が多い所にはタクシーは来ないとのこと。しかたがなく 8時過ぎにホテルを出発し、徒歩で龍海大酒店の空港行きバス乗場へ。 8時40分位には既にバスが停車していた。一人25元。
西安咸陽空港まではバスで50分。到着するとさっそくチェックインし中で朝食を(但し一人40元以上の食事しかない。)。 天津航空GS6437 12:55発のフライトに搭乗し、済南空港を経て大連空港(16:30)へ。『あれ、旅行社の出向かえは?』と聞くと、済南空港で我友が大連の旅行社に電話して迎えを頼んだが、今日は忙しくて人がいないとのこと。 仕方が無くタクシーで開発区へ向かう(60元)。我友は大量のお土産を自宅に置いて17時に私のホテル(Victoria Hotel)に迎えに来た。 今日は私のお気に入りの「現代火鍋店」で夕食。食後「吃死了(満腹で死にそうという意味の自作語)」と言って我友を笑わせた。
大連の夜はかなり寒かった。
遼寧省大連市開発区 烏魯木齊市と五一星光夜市 新疆回族自治区吐魯番市 新疆回族自治区烏魯木齊市天池
甘粛省敦煌市莫高窟と鳴沙山 甘粛省嘉峪関市 甘粛省蘭州市 西安郊外兵馬俑と清華池
陜西省西安市内大雁塔北広場 遼寧省大連庄河市冰峪溝 大連市開発区童牛嶺
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