ホーム
遼寧省大連市開発区
2010年4月28日〜5月9日までちょっと長めの休暇を取り、大連を起点にして烏魯木齊(ウルムチ)から西安までのシルクロードの旅をすることにした。 今回は、大連の我友が新疆中国青年旅行社のパッケージツアーを事前に予約してくれていた。これまで中国国内のパッケージツアーを利用したことがないのだが、@新疆地区はあまりにも旅行の情報が少なく観光地をどう訪問していいのかわからないこと、A火車(列車)の寝台車の切符は入手が非常に困難で、これを現地の旅行社に頼まざるえないと判断したからだ。おかげで今回は夜の長時間の「無席(立席)」に苦しめられることなく快適(?)に旅行ができた。
ただし中国のパッケージツアーは、旅館、列車、現地ツアーの手配と何食かの食事のみであり、空港、駅、あるいは現地ツアーの集合場所へは送り迎えが無いことが多く自力で行かないといけない。日本人一人だと結構大変かも。また集合場所、集合時間は事前に決まっているわけではなく、前日あるいは当日携帯電話にかかってくるのでなかなか大変。

大連開発区
2010年4月28日、成田空港から全日空NH903便(10:15→12:15)で大連周水子空港へ。大連は気温が5度でとても寒い。まだ春が来ないのであろうか? 大連周水子空港の出口で、我友が出迎えてくれていた。 何度も経済開発区までタクシーで行っているので、自分でも行けるが、とりあえずありがとう。
大連周水子空港から有名な観光地のある大連主要部(中山区、西崗区)へは小型ながら班車(リムジン)がある。北の金州や開発区方面の班車もあるが、金州、開発区等ぐるっとまわって一人40元とのことなので、開発区方面は殆どの人がタクシーで向うことになる(ぼられなければ60元程度)。なかなか日本人には行きにくいところだ。我友が言うに「友達、知人がいない外国人は開発区には行けない」とのこと。

遼寧省大連市主要部

大連主要部
大連は何十回も訪問しているので、簡単に観光案内をします。
有名な中山広場方向に向うのであればタクシーで大連駅へ向う。 ここからはサッカーボールのモニュメントで有名な労働公園へは歩いてすぐ。そこには結構怖い網無しのリフトがある。
大連の自然の美しさを満喫するのであれば、空港からタクシーで「星海公園」→「老虎灘公園」→「棒垂島景区」と、大連の南を回ってもらう。タクシー300元(5,000円)程度。とても風光明媚な景点。 その中の「老虎灘公園」には、見ごたえのある水族館や、遊戯施設、ロープにしがみついて湾を渡る索道がある。
大連森林動物園には行ったことないが、パンダがいるとのこと。外から見た限り、この動物園は山肌にあり園内を回るのが結構きつそう。
日本企業が多く進出している経済開発区、有名な遊園地がある金石灘国家旅行度暇区(リゾートセンター)へは、大連駅から快軌(いわゆる電車)があり8元で行ける。

大連に到着すると第二の故郷のようでとても心が落ち着く。
維多利亜国際酒店

維多利亜国際酒店(Victoria Hotel)

経済開発区に着くと我友が予約してくれている「維多利亜国際酒店」にチェックイン。一泊189元。 これでVICTORIAと読むようですよ。 中国語で読むと「ウェィドゥオリア」になります。表音文字の無い中国では苦労した当て字が多々見受けられる。

ここで我友に立て替えてもらっていた旅行社の費用、大連からの航空券の費用を精算し、17時の食事のときに再び我友に向えにきてもらうことにした。

過去の出張時は、「銀帆賓館」という4星級のホテル(現在は改装され5星級)に泊まっていたが、個人旅行なのでここはあえて3星級のホテルにしてもらった。 多少古いが浴槽もありまったく問題なし。フロントでは外貨の両替もでき、空港よりはかなり有利なレートで兌換できる。また一階には旅行社も入っており中国各地のパッケージツアーを売り出している。

我友が迎えにくるまで2時間近くの時間があったので、市内の散歩。最終日に頂上まで登った「童牛嶺」に行った。

17:00に我友が迎えに来る。「プレゼントは山ほど」というのは中国の習慣なのだが、ビール、水、白酒、山ほどのお菓子を持ってきてくれた。お菓子については(毎日夕食が死ぬほどの量があるので)結局殆ど日本まで持ってかえることとなったが。。。

華晟山城火鍋

いつも大連では「現代火鍋」店に行くのだが、今回は我友がそこより美味しいという「華晟山城火鍋翠竹店」に連れて行ってもらった。VICTRIA HOTEL正面の黄海西路を1000m程左に行った対面。こんな近いところでも「タクシー」で行く(8元)。
これは私の大好物の「火鍋」で日本のしゃぶしゃぶの元祖。手前が羊の肉で奥が牛肉。その他ふんだんな食材を使う。日本と違い鍋には出汁が入っており、そのまま食べるか、ゴマだれにつけるかはお好み次第。我友が次から次へと皿に取ってくれるのだが、速過ぎてちょっと苦痛。
量がとても多く、残った食材は我友にお持ち帰りいただくことになってしまった。
この日注文した食材は下記のとおり。中国語と日本語を対比してみた。上の写真のどれが下の表のどれに対応するか考えてみてください。
火鍋の食材
なお「おしどり鍋」というのは「おしどり」の出汁を使っているわけではなく、半分が辛く、半分が辛くない鍋のことを言うとのこと(我友より)。鍋に敷居があるのが見えますか?
食事が終り、ホテルの前まで黄海西路をぶらぶらと歩いて帰り、ここで我友とお別れ。明日大連空港から北京経由で烏魯木齊(ウルムチ)へ向うフライトが早いので、6:00に向えに来てもらうことにした。ホテルの大きなベッドにごろりと寝そべり我友にもらった「ビール」と「白酒」を堪能しながら翌日へ。。。
遼寧省大連市開発区 烏魯木齊市と五一星光夜市 新疆回族自治区吐魯番市 新疆回族自治区烏魯木齊市天池
甘粛省敦煌市莫高窟と鳴沙山 甘粛省嘉峪関市 甘粛省蘭州市 西安郊外兵馬俑と清華池
陜西省西安市内大雁塔北広場 遼寧省大連庄河市冰峪溝 大連市開発区童牛嶺
トップホーム次のページ