遼寧省庄河市冰峪溝へ
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遼東半島の地図
冰峪溝は大連市北部の行政区庄河市にある。我友が申し込んでくれたのは200元/人の昼食付、入場券付のツアーだ。
朝7:30に我友が迎えに来て8:00前に銀帆賓客館の前までタクシーで行き、ここに観光バス(小型マイクロバス)が迎えに来た。
ガイドさんはまた若い女性の方。バスは丹東高速道路を通ると思っていたが、予想に反してひたすら一般道を北上。
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冰峪溝地図
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11:30頃に観光地に近い仙人洞鎮の食堂で昼食。この辺りにも「岫玉」という石が産出されるらしい。食堂の横の土産物店を覗くと西安の「藍天玉」と殆ど同じ石が並んでいる。
食後バスに乗って冰峪溝東門に向う。左の図のとおり東門から南門に抜けるのが今回のコース。
@の駐車場でバスを降りてEの駐車場にバスを回してもらうコースである。
景区は(1)東門-双龍匯景区,(2)英納河景区,(3)小冰河景区,(4)上韓岨冰遺跡景区,(5)仙人洞景区よりなるが、今回の訪問は(1)〜(3)だ。
冰峪溝の入場券には2回の船がセットになっているようだ。まず東門入口からは必ず船に乗って観光地に入らないといけない。
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冰峪溝入口
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冰峪溝入口の船
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大連冰峪溝国家地質公園は遼寧省大連庄河市にあり座標は東経122°53’01”-123°01’03”、北緯39°57’38”-40°04’03”である。その規格総面積は103ku。公園は独特な石英岩峰林の地形と冰川遺跡を主とし、岩石は殆ど18〜10億年の石英岩により構成されている。景区の壁は極めて険しく、峡谷は幽深で、せせらぎ清く、植物が育まれ、もとより「南の桂林、北の冰峪」奇山秀水は天下一と賞賛されてきた。国家級自然保護区で国家AAAA級旅行休暇村であり、さらに2008年5月に国家地質公園に指定された。
現地の看板の日訳
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冰峪溝の船から(東門-双龍匯景区)
東門-双龍匯景区は景区の中心であり主に石英岩が林立している景観である。英那河の波は鏡のように平たくて、両岸には奇峰が次々と現れる。主な名所には天を持ち上げる強靭な仏手石(峰叢)、雄偉な壮観な名月剣(岩柱)、気勢がみなぎる中流砥柱(岩柱)、風光秀麗な双龍匯(峰林)がある。
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双龍匯
船に乗ると次々と奇岩が現れる。また風も涼しく快適だ。10分位で双龍匯の広場に着く。
双龍匯ではボートが沢山出ており楽しそうだ。
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英納河
ここで英納河と小峪河に分岐しているが、まずは英納河に沿って進んでいく。鳥居(?)をくぐるとその先には双龍湖があり、ここはまた船で遊覧する。
この湖畔には昔の住居があり、実際にまだお住まいの方がいらっしゃるようだ。
途中地元の方の家の付近に船が立ち寄り無料(?)で乗客を乗せていた。
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双龍湖
英納河景区は園区の北部に位置し、主に石英岩の峰峰、峰叢、岩柱、孤峰と湖水の相互輝映が集中する地区である。
景区は、鏡のような湖と青々した山が相映って、青波がゆらゆら揺れ、両岸の珍石が急峻で山と水が調和し統一される。
主な名所は平穏な布鴿石(岩柱),雲に差込む鉄壁関(断崖),秀麗で壮観な大盆景(峰林、峰叢),金雕岩(孤峰)等。
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双龍堤
双龍湖の遊覧が終わると、湖の対岸に船が着くので、この双龍堤を通ってもとの場所に戻る。この堤はガラス張でちょっと面白い。
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小桂林方向へ
先ほどの2つの河の分岐点双龍匯まで戻り小峪河方向に向うためには河を船で渡るか、近くの飛び石を渡って急峻な岩山を登るかいずれかだ。経費節減で岩山を登るほうを選択。
その岩山の上から撮影。
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小峪河景区は双竜匯の南から宏真土まで、石英岩の地形と古冰
川遺跡が集中して発育してきた場所。主な名所はほっそりとした美女峰(孤峰)、しなやかな一叶石(孤峰),急峻な三線天、一線天(絶壁)等、及び多くの古冰川遺跡の景観、たとえば小桂林(氷河台地)、羊背石、冰川擦痕等、観光旅行と地質考察の重要な地。
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小桂林へ
そしてロープウェイで観日亭に登るか、歩いて小桂林に向うかの選択となる。
ロープウェイは別途料金(100元だったかな?)ということもありここは歩いてのんびり小桂林へ。
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小桂林神女峰
ここが小桂林広場。アイスクリームを食べながらのんびりとロープウェイ組を待つ。
ここの小桂林に行ったのなら広西の桂林はもう行かなくてもいいね。。。と冗談をいいながら。。
今度は海南島がいいと我友が言っている。。
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小桂林
まもなくロープウェイ組みが下山してきた。マイクロバスは小桂林広場の駐車場に回っているとのことで、そこに行くためには小峪河を渡らないといけない。渡る方法は各種あり最も安いのはただの橋(1元)。したがって最後まで少なくとも1元は残しておかないといけない。
水上挑戦者20元、空中索道10元、桶10元、滑輪車5元、秋千橋5元、水上ロープ5元、吊橋3元、ただの橋1元等(何が何やらわからないけど。)。。面白いね。
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現代火鍋
帰りは小桂林広場から大連まで休憩もなくひたすら一般道を南下する。中国の観光バスは3時間なら休憩無し。
途中黄海に長島が見えてきて美しい。
我友の故郷は対岸に長島を望むあたりとのことでお父様がご健在とのこと。
大連開発区の銀帆賓館前でマイクロバスを降りて歩いて現代火鍋店に。今回の旅行最後の晩餐。今度は仕事できたらどう(?)と我友に言われたが、自分がもっと中国語を勉強しないと仕事で中国にはもう来れないよ、と我友に話した。
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