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 成都市内観光(成都パンダ繁育研究基地,杜甫草庵,武公祠)
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| 今日は今回の旅行で初めてホテルで食事。我友から7:30頃モーニングコールがあり、8時に9階の食堂へ向かった。 | 
|   成都市の地図 | 
|  成都百麗思汀城市酒店の朝食このホテルが安いからか、四川省では普通なのか朝食はとても質素。 |  総府路食堂の横にバルコニーがあり,そこで料理を作っている。そこに出て成都の中心街の総府路を撮影。 | 
|   成都大熊猫(パンダ)繁育研究基地荷物をフロントに預けタクシーで出発。成都はタクシーがとても安い。ホテルのフロント係が言うには、熊猫基地まで40元位だろうとのこと。
しかし乗ってみるとタクシードライバーは道が混んでいるのでいつ着くかわからないと言う。
高速道路を使ってもいいからとドライバーに言うと、「なら高速代込みで80元でどうか」とのことなので、この提案に乗ることにした。ドライバーはメーターを倒し出発。あやしいものだ。 
 約30分で熊猫基地に着いた。入場券(56元)を購入し、早速入口付近に停車している電瓶車(よく遊園地にある屋根付電気自動車)に乗り込む(往復10元)。途中「ここにパンダがいる」と言って下ろされる。
確かにいるが木に登ってしまっていてお尻しか見えないし、パンダがいる所は必ず観光客で混んでいて良く見えない。
 
 
 |   成都大熊猫(パンダ)繁育研究基地なお1,000元(12,000円)払うと柵の中に入ってパンダに触ることが出来る。一人の観光客が柵の中に入ってパンダを撫ぜたり間近で撮影したりしている。 | 
|   成都大熊猫(パンダ)繁育研究基地我友が現地の作業員に、いったいパンダはどこに沢山いるかと聞く。「パンダは向こうだ」と言うので暑い園内の一番奥に行くと観光客がだれもいない所にパンダが6頭もいた。この暑い四川省でも毛深いパンダがじゃれあっている。
とても可愛い。
餌を待っているのか、6頭ぞろぞろと扉の方に歩いていく姿はなんとも言えず愛くるしい。 ここから戻る途中一人の青年とすれ違ったが、我友が「あれは日本人だ」と言うので日本語で声をかけてみるとやはり日本人だった。
「パンダはどこにいるか?」と聞かれたので、今ほど行って来た場所を教えてあげた。
 
 なおこのパンダ基地には白人観光客が多かった。そして帰りの電瓶車に乗って入口付近のパンダ博物館に寄ってから出口へと。
 ここから次の観光地の杜甫草園へタクシーで(約70元)。
タクシードライバーとの会話の中で、重慶までは高速鉄道で2時間とのこと。なら高速鉄道で行けばよかったじゃない?と友達に話したら
高速鉄道はぶつかるからだめ、とのこと。
運転手との会話が盛り上がったからか我友は100元ポーンと払っておつりはいらないとのこと。
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|   杜甫草庵杜甫草庵はパンダ基地と逆の市の西側にある(入場料60元)。入口の対面には浣花渓公園の湖があり市民の憩いの場となっている。
南門から入場。園内には竹林、蓮池などがあり、情緒豊かな建物が散在している。しかし有名な杜甫もこんな蒸し暑い所に住んでいたんだな、と思ってしまう。 |   杜甫草庵園内を半周し北口から出る。我友の見学はこのような場所では特に速い。ここで次の観光地「武侯祠」の入場券を買うとそこまで(かなり古い)無料ワゴン車で送ってもらえる。 | 
|   武侯祠武侯祠博物館には、魏、呉、蜀の三国時代もっと弱小だった蜀の劉備元徳を補佐した世界中で有名な軍師「諸葛孔明」とその子孫の像が展示されている。 |   武侯祠魏と蜀の攻防は三国志の中でもっとも面白い部分で、「死せる孔明司馬忠を走らす」というくだりが有名で、さらに自分が死んだ後も弱小国「蜀」が存続するために多くの策を施したという。その諸葛孔明の像。 | 
|   錦里要都美食休閑園裏門から出ると私が大好きな中国の古い町並みに出る。ここは錦里と呼ばれ地元の方々や観光客で賑わっている。ちょっと高いがエアコンががんがんに効いたこの店で牛肉ご飯を賞味する。 |   錦里要都美食休閑園この古街をどちらに行こうと結局なぜか「錦里」と書かれた門の前に戻ってくる。出口はどこでしょう??? | 
|   錦里要都美食休閑園ここでアイスクリームや串焼き(私は鴨、我友は兎)を食べながらぶらぶらと歩く。とても楽しい。 しかしとても蒸し暑いのでちょっと早めに空港に行って涼むことにした。ホテルにタクシーで戻り荷物を引き取った後、タクシーで岷山飯店の横の空港バス乗場へと向かう。
 |   成都双龍空港出発ロビーそこからリムジンバス(公交車)で成都双龍空港へ。16時に旅行社の人が来るとのことで、まだ相当時間があり空港内のレストランで一休み。
16時に旅行社の係員から緑のバッチをもらいチェックイン。チェックインし登場口付近に行くと同じように緑のバッチをつけている人が我々の他に5人いた。 | 
| しかし搭乗予定の17:40発のフライト(四川航空 3U86139)は霧のため九寨黄龍空港から離陸できずいつまでたっても機材が来ない。
広西自治州から来られた家族のお母さんはとっても心配そう。私は、ひょっとしたら今回旅行の主目的の九寨溝には行けないかも、また来るしかないのかなと思い始めていた。
18:00頃に弁当と水が配り始められた。広西自治州からのお母さんは、弁当に肉が1ピースしか入っていないと文句。
私は飛行機が飛んだら今日は2回夕食が取れるじゃないと言った。
気長に待つことようやく19:00に機材が到着。
九寨黄龍空港から九寨溝までバスで2時間かかることを考えると今日もホテルに着くのは真夜中を覚悟しないといけないと思った。今回の旅行はハードだ。 | 
|   九寨黄龍空港なんとかフライトは飛んで九寨黄龍空港に着いた。気温は成都と打って変わり14度。 既に21時。ここから80km先の九寨溝まで灯りの無い闇夜をバスが進んで行った。途中ガイドがオプションの勧誘を始めた(夜会など)。
峨眉山でもう夜会は経験したこともあり、我友も私も夜会類はもういいと断ろうとすると、ガイドは会社から給料をもらっておらず夜会と土産物店のリベートしか収入がないとのことでなんとかと頼まれる(これは日本では労働問題になりそう。)。我友は回答は翌日に持ち越した模様。
 
 我々が申し込んでいたホテルは4星級以下の最低のホテル。
途中甘海子の1星級ホテル(九寨天堂洲際大飯店)で1家族が降りて、3星級(四川九寨溝格桑賓館)のホテルの前で先ほどの広西自治州の家族が下りた(なんだ結構金持ちじゃない?)。
我々最低クラスのホテルに泊まるツアー客は最後のホテルで下りることになる。
日本人としてもう少し高いとこでもよかったかなと思ったが。
 そしてホテルに着いたのが23時過ぎ。
夕食は22時迄ということで既に終わっており(残念ながら2回の夕食にありつけなかった)、シャワーの温水が出るのは19時〜22時とのことでシャワーも浴びることができなかった。
ただ近くに便利店があり、ここでまた二狗頭を購入。
 |   九寨溝,黄龍の地図 | 
| ホテルには何も無いという情報は我友がすでに峨眉山のツアーメンバーから聞いており、成都のホテルからスリッパを持ってきたり私の歯ブラシを買ってくれていたりして準備万端。
私は自分の部屋に入り、何だまあまあじゃないと思ったが、翌朝我友が言うにはシーツが湿っていたとのこと。なお翌朝の出発は8:30とのことでちょっとゆっくり起きることができる。 |