成都市へ
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2011年7月23日12:00前に自宅を出発し、港南台→(京浜東北根岸線)→大船→(総武横須賀線快速電車)→船橋→(京成電鉄特急)→成田空港と,普通電車と特急料金不要の電車を乗り継ぐ。大船から成田エクスプレスを利用すると4,700円(1時間57分)もかかるのだが、このルートだと1,770円(2時間27分)で、かつ所要時間も30分の差だけ。出国時はまだ元気なので3,000円節約することにした。ちょっとせこいかな?
途中船橋で昼食を取ったこともあり15:00前に空港に到着しチェックイン。
2011年6月19日から就航した成都行の直行便全日空NH947便は、機材の到着の遅れで1時間遅れの離陸。
成都まで6時間もかかるので空港でビールを何杯か飲み機内ではひたすら睡眠を取ることにした。
四川省成都市
隣席は子供連れのご婦人。中国の実家に久しぶりにお帰りとのこと。前回の西方の旅行でもそうであったが、長い機内でも幼いお子様は大声も立てず始終にこにこしていた(中国人の子供は実に明るく忍耐強い。)。彼女と旅程の話題でもりあがった。彼女が言うには、四川と重慶の間では高速鉄道が開通し所要時間1時間とのこと(注:後日我友が現地のタクシーの運転手に聞いたところによると2時間とのことだったが)。
空港に着くと大連から中国南方航空(大連CZ6435 15:50→済南→ 21:00成都)で先に着いていた我友が出口で出迎えてくれた。2時間も待っていたこともあり空港の隅々まで観光していたとのこと。
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成都百麗思汀城市酒店
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成都双流空港から成都市内へは1階の「BUS 公交」と大きく書かれている看板の前から連なっている様々な色・模様のバス(リムジンバス)のどれに乗っても良い。終点は全て市中心の「岷山飯店」である。間違っても「長途汽車」と書かれた看板からは乗らないこと。バスは20分間隔だが満員になると定時を待たずに出発するらしい。
途中2駅(?)ほど停車し市内の終点まで20〜25分(10元)。中国の他の都市に比べたら空港から市内まではとても近い。市内に着いたら本日宿泊の総府路に面した「成都百麗思汀城市酒店」へタクシー(12元)。初日は(他の部屋が空いていなかったからか)私も我友もそれぞれこんなに広い部屋に泊まることになった。室内で卓球ができそうだ。
2人でこれから4泊することで割引があったからか朝食込みで200元/日(約2,500円)と大変お得。市内中心にあり部屋も清潔で人気があるようだ。
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四川省の火鍋
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チェックインが終わったら、真夜中にも拘らずタクシーに乗って運転手お薦めの火鍋店に連れて行ってもらう。これが四川省の「おしどり鍋(Yuan yang guo)」。半分は唐辛子がふんだんに入っており、もう半分は豆乳。写真のとおり、唐辛子の方は赤黒く痺れる辛さ。日本の10辛カレーとは比にもならない。なお当地の火鍋の特徴はつけタレが油であることで、この油で辛さを緩和して食べる(これが結構美味しいが、タレが油というのは日本ではちょっとないかも)。この魅惑の辛さが今回の旅行の最後まで体調を狂わせることになる。中国人の我友でさえとても辛いというのだから。
なお、四川省、重慶市のこのようなレストランでは灰皿はなくタバコは床上で足で消してそのまま、というのが一般のよう。
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食事を終え、タクシーでホテルに帰るともうAM2時を過ぎていた。翌朝ツアーの車がAM6:30にホテルに向かえに来るとのことで、我友が電話で5:30に起こしてくれるとのこと。部屋に戻り大好きな「二狗頭」(白酒:56度)の小瓶を楽しみながら床に入ったのはAM3時。初日からハードなスケジュールだ。
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