室堂平散策
室堂平周辺図
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室堂平
13:00前に室堂平へ戻ってきたが室堂平は観光客でいっぱいである。
そこからは立山を構成する山山を手に取るような近さで見ることができる。
右から大汝山(3,015m),中央が真砂山,左が別山である。写真には入っていないがこの別山の左に剣岳が顔を覗かせている。
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みくりが池
みくりが池は、室堂から徒歩10分の室堂平にある周囲412mの池。
流れ出る川は無いが、地中を通って地獄谷に染み出し、やがてソーメン滝となって称名川に流れ出るとのこと。
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地獄谷
みくりが池を半周すると地獄谷へと続く階段がある。この階段は標高差50m程度あるので行きは楽だが帰りは結構きつい。水蒸気と硫酸をぶくぶくと噴出し続けている。後方の山は左が大日岳(2,501m)、中央が奥大日岳(2,611m)。
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剣岳
室堂は立山雄山、大汝山に登る起点だけではなく、だれもが一度は登ってみたい剣岳(2,999m)登山の基点でもある。手前は立山連峰別山でその奥にある剣岳を半分隠している。なお剣岳へは室堂から2日とのこと。剣岳の前に低い岩山があるが、これが剣御前といい、剣御前と別山の間が有名な雷鳥沢である。
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一ノ越への道
立山雄山へ向かう道、そしてトロリーバスを使わないで黒部側抜ける際の尾根「一の越」へ向かう道である。
最初は非常になだらかだが、一の越小屋の手前から急峻になってくる。
連れの3名様は立山室堂山荘の温泉で骨休め。私は時間の許す限り一の越の近くまで歩いてみた。
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一の越
一の越は室堂から徒歩1時間、高低差250mである。
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雄山山頂
さらに1時間、250m程登ると雄山山頂に着く。
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弥陀ケ原の紅葉
3:15分頃にホテル立山のバスの発着場に戻ると、既に観光バスのお客様は
皆乗車が終わっており、我々が一番最後であった。
これは帰りのバスから弥陀ヶ原の紅葉を撮影したもの。
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滝見台
さらに下った滝見台からは、日本百名瀑の称名滝が眺められる。落差350mは日本一。詳しくは称名滝のページで。
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富山市内からの立山(後記)
一週間後の10月22日富山市内から撮影した立山(左奥)には冠雪が見られ、
さらに右の台形の薬師岳は既に山頂が真っ白に積雪している。
有峰湖から見た薬師岳はさぞ美しかったであろう。
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