雄山登山
登山ルート
2008年10月11日前年と同じアルペン村観光バスで室堂へ。室堂は霧が立ち込めており視界不良。
今回の目的は雄山(3003メートル)登頂。
昨年一ノ越の手前まで行っていることもあり、今回は一ノ越から雄山を目指すいわゆる普通のルートの往復の予定であったが。。。。
|
雄山への道
室堂は標高2450m、雄山は3003mなので約550mの登山である。中間の一ノ越の標高は2,700m。
ここから雄山頂上は水平距離で500m、垂直距離で300mなので平均45度以上の斜面を登ることになる。
この写真は一ノ越から雄山に向う登山道。斜面は結構きつく手もつかって四足登山。
人間はもともと4つ足だったと感じさせられる。
|
雄山山頂
途中、三ノ越を超えると多少なだらかになるが山頂近くでまた険しくなる。一ノ越から山頂までは
通常1時間とされているが50程で到着。
|
雄山神社
山頂には雄山神社があり、高さ3003メートル。景色がよければ360度のパノラマが楽しめるとのことだが
このとおり、看板しか撮影できなかった。
|
雷鳥沢
さて頂上の山小屋でおにぎりを食べて下山。。。登るときは他の登山者が多かったのだが、帰りは一人。
一ノ越までは登り50分だったので下りは30分もあれば着くだろうと思ったのだが、一時間たっても一ノ越
へ着かない。
霧と叩きつけるような細かい霰の中でどうも迷ったようだ。まったく方向も位置もわからなくなった。
ただ下へ下へと滑り落ちるように下っていったら瞬間的に霧が晴れて居場所がわかった。
左へ向うと黒部湖へ落下するかもという恐怖で、かなり一ノ越の西へ降りてきており、室堂山荘とは深い雷鳥沢を隔てた対岸にいることがわかった。
さて困った。再度山肌を東に伝って一ノ越に登るか、下って雷鳥沢に出るかである。
雷鳥沢は室堂から200m以上下方にあるので雷鳥沢から室堂バスステーションまでまた登らないといけない。
だが、ちょうどこの時、一ノ越から雷鳥沢に向う登山者2人が目の前を横切ったので、安全を考え彼らについていくことにした。
|
地獄谷
結果として、がくがくする足で雷鳥沢に降りてゆき、わらう足で雷鳥沢をじゃぶじゃぶ渡り室堂に向って再度登山。立山室堂山荘が遥か上に見える。。。
ようやく昨年も訪れた地獄谷に到達。地獄谷から室堂へは恐るべく長い石段がある。去年は殆ど休まず登れたこの石段もひーひー喘ぎながら何度も休憩してみくりが池に到達。
室堂バスステーションまではもう一歩だ。。。。
|