氷の都ハルビン2日目
ホテルで中華料理のバイキングの食事を取った後、徒歩で博物館へと向かう。道路を横断するため地下に
入ったら、地下は大きなショッピングモールとなっていた。博物館方面への出口を探すのにかなり手間取る。
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黒龍江省博物館
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黒龍江省博物館は、店の間に入口があり、日本から持参したガイドブックの写真の様相とは大きく異なっていた。
マンモスの化石、恐竜の化石等が展示されており、それらが黒龍江省のどこで発見されたかの地図もあった。
また動物の進化、人類の進化もわかりやすく説明展示してある。
さらに中国の歴史的に有名な墨字の掛け軸が飾ってあり、時代とともに文字がどのように変わってきたかわかる。料金は20元。
残念ながら館内は撮影禁止。
博物館見学後、昨夜行った松花江の滑り台へタクシーで向かう。
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松花江
松江江は凍結している。気温もマイナス30度とのこと。昨日ハルビンへ向かう飛行機の中の新聞上で、パン屋の車(ではなくマイクロバス)がこの川を渡っていたとき
氷が裂けて川に落ちた写真と記事があったので、注意は必要だ。多分赤い旗のあたりが危険なんだろう。
氷の上ということもあり雪の吹き溜まりがないところはよく滑る。スケートを楽しんでいる人もいた。
ここで、昨日購入してもらったマフラーと手袋に加え、友達から帽子とマスクを追加プレゼントしてもらう。
そして一人40元の犬ぞりに乗る。といっても犬だけでは引けないようなので、人間が後ろから押して走る。
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馬車
松花江を渡るには4通りの方法が考えられる。
@自力で30分かけて歩く。A馬車に乗って渡る。Bロープウェイで渡る。Cかなり南を通っている松花江大橋をタクシーで渡る。われわれは馬車に乗り込み対岸へと渡る。20元/人で結構お得かも。
対岸には暖かいコーヒー店でもあるだろうというはかない望みは打ち砕かれ、冷え冷えとした小道を15分程歩き、太陽島公園の入口に出た。
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太陽島公園(その1)入口
ハルビンの氷と雪のイベントで2番目に素晴らしい場所とのこと。1番は今宵に行く氷雪大世界らしい。
太陽島公園の入場料は120元/人。公園の中心に近づくとようやく1件の喫茶店がある。
今日は、ここで暖かいコーヒー、カップラーメン、ソーセージ、ゆで卵を昼食とした。
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太陽島公園(その2)
太陽島には大小多くの雪や氷の彫刻がある。ここは太陽島の中心の巨大モニュメント。
地図から見ると、氷が融ける夏にはここは池になるようだ。
なおこの左側に巨大な氷の滑り台がありタイヤに乗って滑るのらしいが、一回100元という高額だったため見送る。
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太陽島公園(その3)女神像
南東から北西に向かう道には、このような女性の裸体の女神像の彫刻が並ぶ。
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太陽島公園(その4)氷の彫刻
北東から南西に続く道にはこのように個性豊かな氷の彫刻が並ぶ。
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太陽島公園(その5)氷の彫刻
これはナポレオンか?その他にも面白い彫刻も沢山あった。中国の春節(1月末〜2月頭)に向けてさらに多くの彫刻が制作中である。
公園南西側の橋を渡り出口から出ると、タクシー乗り場がある。いったんホテルに引き上げ夜の「氷雪大世界」
見学まで休むことにした。ここからホテルまでは、松花江大橋を通って大回りしないといけないため
36元程かかった。ホテルに戻る前に中国では各地にあるというスーパーマーケット「家楽福」に立ち寄る。
友達から山ほどのお土産をもらう。
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氷雪大世界(その1)
ホテルで一休みした後、ホテルの近くの餃子店で夕食を取る。
そしてハルビンの冬の風物詩で最も美しいという「ハルビン第9回氷雪大世界」へと向かう。
この「氷雪大世界」は松花江大橋を渡った西側で開催される冬だけのイベントだ。
入場料も150元/人と少し高いが、氷と光の巨大なコラボレーションであり幻想的な風景は心に焼きつく。
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氷雪大世界(その2)
園内には、巨大な氷の彫刻が数々立ち並び、美しくライトアップされている。
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氷雪大世界(その3)
園内はまるで遊園地のようにぎらぎらと照明されている。
これは実物大のギリシャのアクアポリスのようだ。
その他にも現物大の紫禁城のような建物、雪の大仏などが多数あり圧倒される。
多数の氷のパビリオンを見学した後、タクシー乗り場へ。
ホテルからここまでは、来るときは20元であったが、帰りは別のカップルとの相乗りで30元。
寒いから価格交渉をしていると凍えてしまうので、早々と30元で承諾し波斯特酒店へと戻った。
この辺が中国のタクシーマナーがまだまだ悪い所である。
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氷雪大世界(その4)
このハルビン氷雪大世界は、車しか交通手段がないため、日本人だけで行くのなら
正しい発音でタクシーの運転手に行き先を告げないといけないだろう。
中国人は「日本人と同じように」一般の人は英語をそれほど話せないし、たとえ話せても
巻き舌英語なので聞き取るのが大変だ。
ホテルに帰ってすぐに熟睡。明朝はいよいよ長春へ移動だ。
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スーパーマーケット「家楽福」の前で寒々とした空の下悠々と流れていた曲は「寂しく歌う」という美しい曲でありハルビンのこの季節の気候にぴったり合って非常に印象的であった。
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