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中国地区滝百選の旅


私の実家がある中国地方にも滝百選の滝が7ある。今回は隠岐にある「壇鏡の滝」と登山道が崩れて歩行不能の「大山滝」を除く5つの滝を訪問した。
はYafooの地図です。適宜縮尺を変えて付近の道や位置関係を確認ください。

滝名場所 徒歩の高低
70雨滝鳥取県国府町下り50m以下
72龍頭八重滝島根県掛合町いずれも100m以下
73神庭の滝岡山県勝山町50m程度
74常清滝広島県作木村150m以下
75寂地峡五龍の滝山口県錦町登り50m以上


2004年8月20日 2004年8月21日 2004年8月22日
  • 8月20日5:00 五日市発
  • 中国自動車道五日市IC→山陽自動車道→高田IC→高北広域農道→作木村→常清滝
  • 7:38 @「常清滝」
  • 常清滝(作木村)→国道54号→島根県掛合町→八重滝
  • 9:34 A-1「八重滝の八塩滝」
  • 八重滝→国道54号→竜頭滝
  • 11:56 A-2「竜頭滝」
  • 竜頭滝→松江→中海大根島→皆生温泉(米子)(泊)
  • 8月21日 皆生温泉7:45発
  • 皆生温泉→国道9号線→鳥取市→国道29号→国府町
  • 10:23B「雨滝」
  • 雨滝→国道29号→国道53号→勝山IC→中国縦貫道→落合IC→勝山町→神庭の滝
  • 14:00C「神庭の滝」
  • 神庭の滝→落合IC→中国縦貫道→広島自動車道→山陽自動車道→広島IC→広島駅(国泰寺高校同窓会)
  • 8月22日 五日市9:30頃発
  • 五日市→廿日市→県道30号(津和野街道)→国道186号→国道434号→寂地峡五竜の滝
  • 10:31D「寂地峡五竜の滝」
  • 国道434号→国道187号→岩国方向へ
  • 21:45広島駅→夜行バス→翌日6:20名古屋着→出勤(疲れた。。。)


山水画のような 常清滝

広島県唯一の滝百選。私は学生時代まで広島にいたが、この名瀑の存在は知らなかった。高い絶壁を九十九折に落下するこの滝は、中国地方の滝百選の滝の中でもっとも美しいもの。山水画のようだ。



中国自動車道高田IC出口左折し、作木村方向へ高北広域農道を右折する。作木村に入ると「常清滝」の看板にしたがって進む。国道54号線からは「作木別れ」を西に曲がるとすぐ。駐車場から500mほど歩く。

途中多少急な階段もあるが、楽に行ける。紅葉の季節に再度行ってみたい滝である。
滝は三段にわかれ、上が荒波(36m)、中を白糸(69m)、下を玉水(21m)と名付けられてるとのこと。
合計落差126m。
2004年8月20日

常清滝


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出雲の名瀑 龍頭八重滝

日本滝百選の龍頭八重滝とは,島根県掛合町にある2つの滝群、龍頭ケ滝、八重滝の総称。その八重滝は、八塩滝など8つの滝の総称。

八重滝

八重滝は、国道54号線を北上して掛合町に入ると看板がある。そこを右折して林道に入ると左手に駐車場がある。駐車場より先にも林道が続いているので、もっと先まで行って楽しよう、と考えたりすると、その道に沿って流れている川は、滝群の水脈ではないので注意。
駐車場から比較的良いハイキングコースをマムシに気をつけながら進むと、小さな滝が次々と現れる。約1.1km進むと、最後に壮大な八塩滝に到達する。水量も多く見事な滝である。その他の滝は、遊歩道からのアングルが悪く、正面から撮影するのは難しいものが多い。

八重滝の最奥の 八塩滝と八汐滝

2004年8月20日
さらに国道54号を北上して道の駅「掛合の里」を通り越し、松尾部落を左折、十日市部落を左折するとこの滝の駐車場に着く。 駐車場から徒歩15分。階段はちょっときつい。
雌滝、雄滝があるがこの写真は雄滝。滝の裏に入れる。



龍頭ケ滝


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奥が深い 雨滝

米子・鳥取間の国道9号はとても良い。平均時速60kmで走れるかも。日本海の海岸線も美しい。鳥取市入ったら国道29号を南下する。津ノ井駅の直前から東に入り、後は「雨滝」の看板にしたがって進む。ダム底になる予定の国府町捨井部落を通り越し,雨滝部落を右折し,比較的良い舗装道を進み駐車場に着く。階段を降りてすぐ。

鳥取市国府町総合支所のホームページによると、雨滝の奥には48滝あるという。 道に向かった左の林に、鉄板で造った長い上り階段がかかっておりその上から林の中の細い道を700mほど横にたどるとまず筥滝に着くらしい。その他奥にはさらに布引の滝、親子滝、平滝、とよ滝など48もの滝があるといわれている...とのことだが、誰か行った人がいないのだろうか?
雨滝の源流は「扇ノ山(1310m)」であり、地図でみたかぎり、その山を源流とするいろんな川に多く滝があるのがわかるが、どうやって行くのかは不明。 確かに折角来たのに雨滝だけだとちょっと寂しいかも。
国府町総合支所のホームページへ
2004年8月21日

雨滝


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お猿さんと 神庭の滝

中国縦貫道落合ICを出て、国道313号を北上し勝山方面へ向かう。あとは「神庭の滝」という看板にしたがって進めばよい。駐車場は無料だが、滝は「神庭の滝自然公園」の中にあるため大人300円必要。公園に入ってまもなく遠方にその勇士を現す。
はるか頭上から流れ落ちる豪快な滝を見た後はお猿さんと遊べる(?)。というのはこの公園は猿を放し飼いにしてあるのだ。
その他に、本当に小さな「玉垂の滝」や奥行き20mの「鬼の穴」等ある。ちょっとこの滝だけの観光だけでは物足りないかも。この日は広島で同窓会があることもあり、滝だけ見てさっさと立ち去ってしまった。
落差110m
2004年8月21日

神庭の滝


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百選本州西端の 寂地峡五龍の滝

「龍尾の滝」から「龍頭の滝」に続く5つの滝の総称。駐車場から、小川に沿ってキャンプ場に向かって歩くと、その川向いの森林の中に竜尾の滝が現れる。その右側に、急な階段があり、最後の「龍頭の滝」まで登れる。この滝の特長は、5つの滝が連続しているところ。もし森林がなく遠望できるのであれば1つの滝に見えるだろう。落差は5つの滝合計で200m位とのこと。したがって歩道の勾配は急である。美しい滝が続くが、写真のアングルは決めにくい。
2006年8月12日

龍門の滝

まず、キャンプ場に顔を現しているのが「龍尾の滝」。ここからすでにきつい階段が始まる。「登龍の滝」、「白龍の滝」を越して行くと、主瀑(と勝手にきめたが)の「登龍の滝」の滝にでる。最も美しい滝だが、アングルが非常に決めにくい。

龍頭の滝

最後の龍頭の滝を越すと、さらに急な階段が続き、左右にトンネルのある遊歩道に出る。右トンネルをくぐると寂地岳の登山コースと北周のCコースという滝の麓につながるコースがあるが、さらに登りが続くため相当苦しい。したがって左のトンネルをくぐってなだらかな斜面を降りるAコースがお勧めだ。Aコースを下ると宇佐八幡宮の前に出て、さらに食堂へと続く。

犬戻峡犬戻りの滝

寂地峡の駐車場からさらに林道を車で奥まで進むと大きなUカーブにさしかかり、ここに駐車場がある。ここから澄んだ釜や淵を足下に見ながら600m進むと犬戻峡の犬戻りの滝が現れる。
2006年8月12日

終わりに
中国地方の川々は紀伊半島の川々と違い川原が狭い。またこの地区には、有名な滝がないように思われているが、実際は日本滝百選の滝が7つもある。それぞれの滝は個性を持ち、美しいもの豪快なもの様々だ。是非とも観光してみよう。また、その他にも渓谷や滝が多くある。


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