飛騨の 宇津江四十八滝
宇津江四十八滝は、飛騨古川から西に約5qの所にある。今回は郡上インターで東海北陸自動車道を出て、せせらぎ街道を高山に向った。 到着するまで相棒はぐーぐーお休み。 まず遊歩道入口の手前の茶店で「そば」を賞味。これが旅の楽しみ。入口に入山料の自動販売機がある。一人200円。山の清掃料金だそうだ。このチケットには番号が記載されており、下の茶店に当選番号が表示されているとのこと。赤目四十八滝と同じ「四十八」だが、実際は十三の滝群からなる。最も下流の魚止滝から四十八滝高原までは、直線距離で約1kmであり、高低差200m以内なので、比較的のんびりゆっくり各滝を鑑賞できる。
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平滝・函滝・上段滝
魚返滝、朝霧滝等の可愛い滝を越えてまもなく、平滝、函滝、上段滝の3つが望める景観豊かな所に着く。
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王滝
最も落差があるのが王滝(落差18.8m)である。ここまでは比較的平坦な道が続く。
標高1,200の滝上川を源として流れ出す四十八滝川は、急峻な谷あいに大小無数の滝を造りだしました。苔むす大樹や岩をぬい、水煙をあげ落下する滝群は、四季折々に装いを変え、まさに秘境そのもの。昭和11年に岐阜県天然記念物に指定されたのをはじめ、昭和58年には全国自然100選地、昭和58年には岐阜県名水50選地に選ばれるなど、人々の憩いの場として親しまれています。パンフレッドより。
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銚子口滝
渓谷はこの辺りから急になる。この銚子口滝から、ちょっときつい階段を登ると、嬉しい展望台に着く。ここにはベンチもあり、後から来た年配の夫婦、そして若いカップルが休息していた。
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障泥滝
これは帰りに撮影した「障泥滝」。木々に囲まれ日もあたらず爽やかに飛沫をたてている。
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四十八滝高原
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展望台からは、比較的なだらかな道が続き、小ぶりな滝が続く。終点の四十八滝高原ではすでに紅葉が始まっていた。帰りは、展望台経由でなく、川に沿って降りることになる。帰りの方が景観が美しい。
入口の茶店で早速、入山チケットの番号を照合してみた。年賀状と同じ下二桁照合であったが、もちろんハズレ。当選は近所の温泉の入場券であった。
帰りは、国道48号線を通って名古屋に向う。途中下呂の駅前の定食屋で刺身定食を賞味。この店に来たのは2回目であるが山の中にしては、ここの刺身は美味しい。
相棒は、あいかわらず名古屋の手前までお休みである。相当お疲れなのだろう。
2005年10月10日
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