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無錫
さて翌日は無錫だ。カラオケで「無錫旅情」がよく歌われるので,現在の無錫はどうなっているのか知りたいこともあり。 地下鉄伊犁路駅から10号線に乗車し虹橋駅へ向かう(地下鉄10号線は龍渓路駅で分岐し航中路へ向かう電車もあるので行先注意!)。 車内放送では必ず「この列車の終点は**です。」と言っている。なお,地下鉄の入口にも必ず荷物のX線検査場がありますよ。 座席は上海のみでなく中国の地下鉄(北京,南京,広州,天津そして無錫も)はすべてつるつるのプラスチック。


無錫鼋头渚公園

中国では改札口はプラットホーム毎,改札は列車毎に行われる。駅の待合室には切符が無くても手荷物のX線検査さえ受ければ誰でも入れる。2階の待合室からプラットホームに降りる階段の前に改札口がある。 改札はおおむね列車の発車時間の15分前位から始まり5分前位に終了する。
なお広い待合室の片隅に喫煙室があるがどこかわかるかな?
2年前に天津から南京に移動した際に乗った「和谐号(ハーモニー)」に乗車。 中国では車,在来線,地下鉄も全て右側通行だが高速鉄道は何故か左側通行。面白い国だ。 昆山駅,蘇州園区駅,蘇州駅を経て無錫駅(ウーシーと発音)へ。約40分だ。
無錫駅

無錫駅

無錫駅から鹿頂山のある太湖に面した鼋头渚公園に向かうのは簡単だ。駅を出て直進するとすぐにバス乗場(無錫中央車駅)がある。 ここで1路線に乗車する。この1路線バスの路線は上の地図のとおりであり途中蠡園も経由する。終点が鼋头渚公園なので乗り越すこともない。 バスの一番前の座席に座る。2元だ。不思議なことに両替機の無いバスであってもだれ1人運転手に両替を頼まない。みんな小銭を持っている。 なお1元未満の角や毛等での支払は禁止されている。どうやら小銭が無い客は周りの客を募ってまとめて払っているようだ。 なお「無錫旅情」にあるとおり途中ジャンク(バイク)も多い。
鼋头渚公園入口

鼋头渚公園入口

無錫の市街を抜け双虹橋を渡ると間もなく運転手が「ここが終点」と声をあげる。 もうちょっと半島の先端まで行くと思っていたのでちょっと意外。 入場料は太湖仙島の往復の乗船券も含め105元。園内に入るとすぐにバッテリーカー乗場がある(電瓶車:よく遊園地にある屋根付電気バス)。定員まで客を押し込み出発。往復30元,片道20元だ。 このバスは乗船場近くの山輝川媚牌坊まで行く。私は帰りに鹿頂山に立寄るので片道券(单程票)を購入。
太湖遊船码头

太湖遊船码头(ターミナル)

さてバッテリーカーの終点から仙島行船乗場までは歩いてすぐ。
太湖,仙島

太湖,仙島

蠅が飛び交う船に乗って太湖を渡り仙島へ。
太湖仙島

太湖仙島

ぶらぶら島を巡る。やたら面白い島だ。
太湖仙島

太湖仙島

ゴミ捨て場,灰皿はあちこちあるが,観光客がごみを袋に入れ縛って捨てないので蠅が繁殖するのだろう。
仙島码头

仙島码头

仙島観光を終え,また太湖を渡って本土に戻り,歩いて鹿頂山経由で出口に向かう。結構距離がある。
鹿頂山

鹿頂山

これが「無錫旅情」で有名な鹿頂山頂上に建つ楼閣から撮影したもの。昔はここが観光の中心であったらしいが 最近は空が曇って太湖や市内がよく見えない。これは太湖に繋がる蠡湖越しに無錫市街を眺めたもの。ここでも高層ビルが建ちならぶ。
鹿頂山を下りて出口へ向かう。出口と書いた案内板がないためちょっと迷う。出口に着くと1路線バスが丁度発車するところだった。それに飛び乗り無錫駅へ。 行きも帰りも女性ドライバー。無錫駅に着いたら清明橋歴史街区に向かうため地下鉄1号線に乗る。約10分で南禅寺駅に着き下車。前方の出口から地上に出て左の小路へと進み 前方の大通を渡るとこの街区に着く。
清明橋歴史街区

清明橋歴史街区

清明橋歴史街区

清明橋歴史街区

この街区の観光を終えまた地下鉄で無錫(火車)駅へ向かう。まだ列車の発車時間まで相当時間があったので駅構内に入って2階のファーストフードで夕食。 店員に夕食のセットを注文すると「辛いけど大丈夫か」と聞かれる。 まったく問題ないよ!って言って席に着きポタージュのようなスープを飲むとあまりの辛さに咳き込んでしまった。黄色いスープがこんなに辛いのは意外!
なお駅構内には喫煙所がない。
上海への帰りは明日の周庄行バスの切符を購入するため上海虹橋駅行でなく上海(火車)駅行に乗車。上海方面(上海駅,上海虹橋駅)行高速鉄道は10~20分間隔で運行されている。上海駅に着くと駅北側すぐの上海長途汽車客運総駅(列車から場所が確認できる。)でバスの切符を購入後,地下鉄4号線に乗り虹橋路駅で10号線に乗り換え伊犁路で下車。 30分もあればホテルからこのバス駅まで着くのを確認した。
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