フフホト市内観光
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呼和浩特
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牧人商務酒店の朝食
ホテルの朝食は7:00~8:00。我々は7:30に1Fの食堂に行った。
非常に質素。味噌汁のように見えるのはヨーグルト。饅頭は一つは日本でいういわゆる肉まんで、もう一つ
は何も入っていない。なおこれまでも気にしたことがなかったが中国ではゆで卵に塩をかけない。
そもそもゆで卵本来塩味がある。
食事が終わると8:50タクシーでホテルを出発して海亮広場へ向かう。
友達はここでウールの衣服を買った。さらに地下におりて中国の日用品を沢山購入して日本へのお土産とした。
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海亮広場
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聞都大酒店
一旦タクシーでホテルに戻る。今日は公安が街のあちこちに出ており、また治安が非常に悪いとのことで、午前中は学校が休校と女性運転手が話していた。12:00前に旅行社のバスが迎えに来て、宿泊していたツアー客が乗り込む。そしてこのホテルのレストランで食事。
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抗日運動
一応フフホトでもこのような抗日運動が行われていた。午前中で終了したからか参加者はさほど多くは無かった。
連日テレビが日本批判の番組ばかりやっている。
抗日運動を誘導しているのは実はマスコミということが明らか。
新聞には「世界は日本の行動を非難している」等記載されているが、他国は日中間の問題については関心がないのでこれはうそ。
どの国も自国の利益しか考えていない。
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大召寺
まずは1580年に黄教の普及のために建てられたという大召寺観光。
別名延寿寺とも呼ばれており、長生き祈願の寺である。
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大召寺
中には大変立派な仏像がある。黄教と仏教の関連がいまいちよくわからないが。
友達は陵墓は大嫌いだがお寺は大好き。敬虔な仏教徒なので必ず五体投地のようなお参りをする。
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清・将軍衙所
その後清・将軍衙所を見学。清国が北方を治めるために作った建物で1737年に建設された(乾隆帝の時代)。
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清・将軍衙所
ここで将軍が公務と生活を行っていたとのことで、部屋は132間あり、その広さは19,000平米だったらしい。
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フフホト東火車駅
将軍衙所の観光が終わると甘粛省の男性とはそこでお別れ。列車で甘粛省蘭州に帰るとのこと。
さらにバスは北京行きの列車があるフフホト東駅へ。ここで乗客全員おろされる。我々のフライトJD5286 21:55→北京23:10まではまだ相当時間がある。当初この東駅周辺で食事をしようということになっていたが、駅は空港のように立派だが周囲に飲食店が一切ない。
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呼和浩特白塔空港
仕方が無くタクシーで空港へ。東駅と空港は比較的近く20元以下で行くことができる。
空港に着くと、友達に大連の旅行社と交渉してもらいもう一便早いフライトに乗れることになり(ラッキー。)予定より
3時間早く北京に着くことができた。
8年前に来たときこのフフホト空港はただの掘っ立て小屋だったのに、こんな立派な建物になっている。
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北京空港は懐かしい第一ターミナルに到着。この七番出口付近から市内各地へ向かうバスがある。
我々は明日承徳に行くので、承徳行バスの始発駅の六里橋の隣にあるという悦都大酒店を予約している。
六里橋は北京西駅から近い(?)ので北京西駅行のバスに乗る。そもそも現在は北京西駅は地下鉄もなくバスかタクシーで行くしかない不便なところ。六里橋バス駅はそこからさらに1km位はなれたもっと不便な場所。承徳は北京の北東で六里橋は北京の南西。
まさに対角線上。なんでこんなところが始発かという謎は明日解けることになる。
さて1時間以上かかってバスは北京西火車駅付近のよくわからないところに到着する。ここからタクシー。
方向が良くわからないので、適当にタクシーを止めると道のあっち側のタクシーに乗れとかいろいろ。。。
ということで晴れて悦都大酒店へ到着。あれ、ホテルはバス駅の隣ときいていたのに、その間には一般道に挟まれた高速が走っておりとてもそれを横切れる状況ではない。明日どうやってバス駅に行くのか不明。
ホテルにチェックインしようとするとフロントでちょっとした揉め事があった。
フロントの係員の女性が私のパスポートを何度もめくり何かを探している。
何をしているのかと思ったらビサを探していたのだ。つまり日本人は中国に短期滞在ならビザがいらないことを知らないのだ。
逆に中国に入国するのにビサが必要な国の人しかこのホテルには宿泊しないような。。。どうやら日本人が泊まったことのないようなホテルを選んでしまったようだ。
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悦都大酒店
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利君居
そしてホテル近くのこの店で食事。たらいのような鍋に大きな鯉(里魚)が一匹丸ごと入っている。
味はとても美味しいがこの量は2人には多すぎた。
その後近くのコンビニで明日のバスの中で食べる食料品や今晩の睡眠に必要な二狗头を購入しホテルに戻る。
この付近では路上の縁石に座って食事をしている人もいて治安はけして良くない。
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悦都大酒店
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ホテルに戻って自室でくつろいでいると隣室の友達とともに警察2名とホテルの支配人のような方々が来られる。
どうやら私の安全を守る目的でこられたとのことだったので、30分位いろいろお話をし、身の安全を心配してくれたことを感謝していると伝え握手して別れた。
想像するに日本人はビサが必要ないことを知らなかったフロントの女性が告げ口したのだろう。友達が「そんなことも知らないの?」て感じで話しちゃったのかも。。。また先に警察に部屋に来られた友達は日本人は気が小さいので会わないで欲しいと言ったとのことだが、余計なおせっかい。警察が来ようと軍が来ようと何も不審な行動をとっているわけでないので堂々と会える(友達とも常に別室だし。)。日本人は「気が小さい」のではなく、「気が細やか」なのだ。大きな誤解。逆に動転していたのは友達のほうだったようだ。
またフフホトで大量のお土産を買ったことを話したことが警察に好印象を与えたようだ。中国の警察と握手した貴重な楽しい旅の思い出となった。
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